FC2ブログ

Er ist wieder da (2015)

2018/06/16 20:24:00 | 映画、テレビのこと | コメント:0件

Netflixで。

エンドスクロールの合間に、手を挙げるしぐさをする外国人とか、ヒットラーに手を振るドイツ人とか映る。最後にダビデの星が描かれた壁にただずむ男性。

宗教闘争、人種闘争、ドイツ国内のAfD、NPDの台頭。北アイルランドのイギリスからの独立運動、ISの存在。

Alles hat einen tieferen Sinn
Alles in allem, die Lage ist für mich hervorragend.
In Deutschland, in Europa, in der Welt.
Damit kann man arbeiten.
(物事にはすべて深い意味がある。
すべての状況は私にとって最適の状態である。
ドイツ国内、ヨーロッパ全土、世界中。
これらのことからできることがある。)

最初は私コメディだと思って、ヒトラーがチェックのシャツ着たりして面白いなぁって思ったけど、だんだん商業的にエスカレートしてきて、ヒトラーが出るテレビは視聴率を取り儲かる動きが出、ヒトラーの演説に人が引き寄せられる。

みんなまさか本物じゃないからコメディアン扱いして心の鎧を脱いで彼の話を聞くだろう。

アルツハイマーのユダヤ人の老婆にはすぐにわかった。人非人なことをした張本人だと。

ヒステリックな盛り上がりとこの老婆の「出ていけ!」の怒鳴り声で、見ている人はっとするかも。

冗談じゃないよ、と。

冗談でも敬礼したりしちゃやっぱりだめだ。
過去の最悪を冗談にできるなんて一体どんな教育を受けた人間だろうか。

一般人じゃなければいいな。ドイツ人で、ヒトラーの話に魅せられるシ―ンがドキュメンタリー風に流れたけれども。
外国人の私には、いや、いくらドイツ国籍を取ったってどうやってもドイツ人にはなれない私には、(あっ、取らないけれども)ある意味恐怖を感じる映画だった。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する